フォーラム 【教えて】退院後の生活 他の子どもたちと同じように充実した学校生活を過ごすために 返信先: 他の子どもたちと同じように充実した学校生活を過ごすために

#501返信

camomile

takayo☆さん

お返事のことが気になりながら、返信が遅くなってすいません。

学校が親御さんのご要望を聞いているにもかかわらず、それにこたえられないでいることは、本当に残念です。ただ、お子さんをひとりで空き教室においておくことは確かに心配ですし、だからといって支援教員もつけられない等の学校の事情もわかります。「感染の心配がなく、教師の目の行き届く安全な場所で休憩する」ということで早退を減らすことができれば一番いいですし、そのための工夫を学校に要望し続けることは大切だと思います。でも、その他に何かできることはないかを考えてみました。

何か問題があったとき、その対処方法はひとつではないと思います。「問題になるような状況を作らない=早退を減らす」という方法のほかに、「問題による弊害をなくす」という方法もあります。親御さんが希望したとおりの対処を学校がとれない場合、「この問題による子どもへの影響を減らすためにどうしたらいいか、一緒に考えてもらえますか」というアプローチをすることで、学校側も問題の本質(子どもへの影響、親の心配、子どもにこうなってほしいという親の願い)を理解して、長期あるいは短期の目標をもって対応しやすくなると思います。

たとえば「具合が悪いとすぐ早退になる」という問題について次の3点を学校に伝えます

早退が多い、ということが子どもの心身にどんな影響を与えているか
親として何を心配しているのか
親として子どもにどうなってほしいか

そして、こうなってほしいという子供の姿に近づけるためにどうしたらいいか、を先生と一緒に考える。「早退する」という事実は変えられなくても、早退による弊害を減らす方法はあるかもしれません。

たとえば、(これはあくまで一例として読んでください)

「早退による子どもへの影響」として親の目から見えることとして

1)友達がやっている活動を自分ができないのが本人にとっては悲しい
2)勉強や学校での出来事から取り残されて、孤独感を感じている
3)友達と過ごす時間が減って、なかなか友達と仲良くなれないことに不安を感じている

などがあるとします。

それに伴って「親としての心配」として、

1)自分だけクラスの活動や授業をやっていないということが劣等感にならないか
2)孤立して自信をなくすのではないか
3)学校が楽しくなくなるのではないか

「親として子どもにこうなってほしい」と思うことは

☆1)他の子ども達と同じ経験をすることで、取り残されていないという安心感と自信を持たせたい
☆2)本人に「クラスの一員」として受け入れられていることを感じてほしい。
☆3)学校にいるときに楽しく過ごせるような仲のいい友達ができてほしい。

☆1)を実現するために、たとえば、受けられない授業の課題の一部でもいいので、先生からもらってきて体調のいいときに家でやる。後日、子ども本人が先生にそれを見せて「みんなと同じことをちゃんとできてるよ。頑張ったね。」等のフォローをしてもらう。あくまで安心感のためなので、ストレスにならないよう、無理の無い程度の課題がよいかもしれません。お子さんは「友達と一緒に勉強したい」のであって「お母さんとの勉強」は必ずしも授業を受ける代替にはならないかもしれませんが、「友達がやったことを自分もやっている」ということは安心感や自信につながると思います。

☆2)と☆3)については、クラスを理解している担任の先生が、きっとよい方法を考えられると思います。学級のなかで友達と話したり遊んだりする機会をつくれるよう配慮してもらえないか相談してみてもいいと思います。

文例はあくまで例なので、takayoさんの状況やお考えと違うことと思います。投稿された文面から理解したのみのことなので、もしお気持ちに沿わなかったり、差し出がましいようでしたら、ごめんなさい。

病気の子どもが直面する問題には様々な要因がからみ、日々状況も変わるので、例で表したように単純にわりきれないことも多いと思います。ただ、学校に要望を伝えるときの例として、参考になればと思い、書きました。