筋肉注射 → お尻の痛み・内出血

点滴で投与していたロイナーゼ(L-アスパラギナーゼ)によるアレルギー(薬剤アナフィラキシー)で蕁麻疹が出たため、投与方法を緩やかに効く筋肉注射に変更し、プレドニンの服用方法も変更しました。

この筋肉注射、刺すときに力を入れてしまうため内出血を起こし、筋肉痛になることが何度もありました。筋肉注射後にしっかり揉みほぐしてもらっても効果なし。接種後2日ほどは、座ると激痛が走るようで、食事するのも一苦労です。

ロイナーゼ筋肉注射後の痛みと内出血

外来にてロイナーゼを筋肉注射後、抗がん剤点滴中。(2006-2-15撮影)/ロイナーゼの筋肉注射をした部分は内出血して、あまりの痛さに座ることができず生活に支障をきたす。その痛みは数日続く。(2006-2-17撮影)

そこで治療前日、次男に処置の説明をして、どうしたら痛くないようにできるか一緒に考えました。そういえばお産の時「呼吸に集中して気を紛らわせる」と教えてもらったな・・・。そこで、次男に提案。

お母さん

赤ちゃんを産むとき、体が半分に切れるかと思うほど痛かったんだよ。その時に看護師さんから、「ひー、ひー、ふぅーっ」って息をすると痛いのがちょっとだけ痛くなくなるって教えてもらったの。

お母さんのマネをして、息を吸ったり吐いたりしてみようか?

今考えると恥ずかしい提案なんですけど・・・当時は必死でしたから、息子と二人で深呼吸の練習をしました。真面目に、真剣に。そして、呼吸法よりも効果があったのは、意外にも主治医のひとことでした。

主治医

次男くんはよく頑張っているから、赤ちゃんの針にしようね。

赤ちゃんの針だからいつものよりも細くて痛いのも少しだよ。でもね、赤ちゃんの細い針だから、次男くんが暴れると危ないんだよ。だからじっとしててね。

次男

赤ちゃんの針なの!

僕はもうお兄さんだから、赤ちゃんだったら大丈夫!とでも思ったのでしょうか。単純ですが効果は絶大。いつもは暴れるのですが、この言葉を聴いてから私と呼吸を整えながら処置を済ませました。親子でおかしなことをしていたかもしれませんが、出産時だって痛みに集中しないようにちゃんとした呼吸法がありますから。

次男

赤ちゃんの針にしてください

筋注前、次男は自分で主治医に注射針変更を依頼し、私は次男の手を握り、ふたりで呼吸を合わせるようになってから、注射後のお尻の痛みや内出血はなくなりました。

次男は採血の時も赤ちゃん針への変更をお願いして、看護師さんは「赤ちゃんにしたよ」と言ってくれましたが、「血球は大きいので、先生が使う針ほど細くないんです・・・」とこっそり教えてくれました。そんなこととは知らず、「相手は赤ちゃんだから平気さ」と言わんばかりの余裕を見せ、採血をしてもらう次男なのでした。