前回の記事で、医療従事者と患者家族の役割の違いと、CVカテーテル挿入~抜去までのトラブル、事故(自己)抜去防止策についてまとめました。

看護師と親の役割の違いからCVカテーテルカバーに求める要素にズレが生じる

CVカテーテルカバーに求める要素 看護師と親の役割

どのようなCVカテーテルカバーが必要なのか

医療従事者が特に気を使っているのは「感染症」です。カバーが滅菌されていなければ使ってもらえません。ルートやプラグ部分を保護できる形状で固定できれば、事故(自己)抜去や損傷・閉塞のたびに医療従事者が手を煩わせる頻度は少なくなるで業務の効率化にもつながります。

さて、患児の親にとってCVカテーテル使用による感染や事故(自己)抜去を避けたいのは当然ですが、テープによる固定で皮膚が炎症を起こしているのを黙って見ているわけにはいきません。テープかぶれをなんとかしたくてカバーを作ったのに使用を認められず、皮膚がはがれて赤くなった肌にまたテープで固定される。カバーを作るように言われる病院もあるというのに・・・。テープで固定せず、引き抜き防止の保護ができるカバーが必要です。

プロジェクトチームを結成!

石嶋さんの言葉を思い出しました。

病気になって入院してるのに、なんでその病院で新しい傷をつくらなあかんの?
by 石嶋

彼女は「CVカテーテルケース」を制作し、ネットショップ「Mammies Hours SHOP」を立ち上げて、医療従事者と患児家族が安心して使えるCVカテーテルカバーをメーカーさんに製品化してもらうため動き始めました。

そして、彼女を紹介してくれた岩倉さんも、数年前に入院中の子ども服について疑問を抱き、「輝く子どもたち」から連絡をくださりお会いしました。

かわいそうな子のための特別なお洋服を売りたいんじゃないんですよ。
ふつーの子のための、ふつーのコドモフク屋さんになりたいんです。

by 岩倉

そして、点滴したまま着脱できるショルダーオープンパジャマ、大きいサイズのロンパース、寝たまま着脱が容易な水着等を販売する「コドモフク ひよこ屋」を立ち上げ、幅広い分野で活躍されています。

今回、彼女たちとプロジェクトチームを作り、CVカテーテルカバーに関心を持ってくださった企業さんのご意見も取り入れながらアンケートの設問を作りました。アンケート開始まであと2日ほどかかりますので、改めて皆さんにお願いしようと思っています。