「医療フェチ」Twitterで流れてきたキーワード。医療行為や医療器具などに執着・興奮する・・・そのような嗜好を持つ方がいらっしゃるようです。その存在は、息子が幼いころに知りました。
嗜好は人それぞれなのでここでは何も言いませんが、病気のお子さんがいらっしゃるご家族に、意図しない形で画像が無断転載される危険性があることを知っていただきたいので書き残します。
息子が幼いころ、原因不明の蕁麻疹に悩まされていた時だったかな・・・その原因を探るべく画像検索していた時に表示されたブログ、それを見た時の衝撃は忘れられません。
ケガや病気などの症例写真がたくさん。
それも集められている画像は子どもばかり。
苦しむ子どもたちの姿を見て興奮するという内容の文章も添えられていました。
もし、ここに次男の写真が掲載されていたら・・・自分の子どもと同じような治療を受けている方への情報提供として公開したものが、思いもよらない形で使われる。その恐ろしさを目の当たりにした出来事でした。
今はスマホで簡単にスクリーンショットを撮影でき、画面に表示されている情報を誰でも簡単に保存したり発信したりできます。それを考えると、今よりももっと多くの方が被害に遭っているでしょう。情報が溢れていて、被害に遭っていることさえ知らなのかもしれません。
こんなことを書くとSNSの楽しみが恐怖に代わってしまうかもしれませんが、意図しない形で画像が無断転載される危険性も頭の隅っこに置いてください。自分の投稿は簡単に削除できますが、拡散された画像はいつまでもネット上に残ります。
子どもたちが大きくなったときに、悲しい想いをしないように。