ロイケリン減量は再発予防の効果はあるのか

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  • このトピックには4件の返信、1人の参加者があり、最後にぴのこにより10年、 9ヶ月前に更新されました。
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  • #572
    ぴのこ
    ゲスト

    小児ALL維持療法のロイケリンについて教えて下さい。
    娘がプロトコールHRでロイケリンを内服しています。
    ロアケリンの解毒が上手く出来ないようでロイケリンのクールでは数値がかなり落ち(好中球100まで落ちたりします)輸血や発熱などが原因で入院になります。
    現在4分の1まで使用量を減らしています。
    他の抗がん剤では比較的順調でした。このまま更に量を減らすことは再発予防に効果があるのか、また、数値が下がることで治療を延期していることも問題ないのか心配になります。
    詳しい方教えて下さい。お願いします。

    #574
    ちえ
    ゲスト

    娘も年長で発症し、ALL HRの維持療法中です。
    そして同じく薬の効きがよく、ロイケリンもかなり減量しています。(何分の一とかはわかりません)

    でも維持療法はWBCを決められた値に保ち、抑制をかけていくことが大事なので、量の多い、少ないは関係ないと言われました。

    逆に規定量では効かず、増やす子もいます。効かないより、少量でもしっかり効いているほうが良いかなと思うのですが、、、

    まだ維持療法に入ったばかりですか?
    量の調整をしながら、体も徐々に戻ってきますよ。うちの娘は維持療法に入り半年経ちますが、退院して間もないほどと比べようにならないくらい体力もつき元気ですよ。

    #575
    あっき
    ゲスト

    ぴのこさん、はじめまして。
    ALL治療後経過観察3年1ヶ月を経過した高2娘の母です。(治療開始時、小6)
    娘さんと年齢はだいぶ年上のお姉さんですが、どうぞよろしくお願いします。

    娘さんほどの骨髄抑制はかかりませんでしたが、ロイケリンは投与量を調整していました。特に維持療法に入ったのは中1の夏、ここから中2の春くらいまでは体重比で考えて全量ではなく減らして減らしてでした。少し増量したころ、たまたまかと思いますが、腎炎による菌血症で1週間ほど抗生物質投与で入院したこともありました。

    その後、中2の春過ぎから治療終了までは増やして行うことができました。
     でもその後も入院まではいきませんでしたが、体調不良で車をとばして病院に走ったことはあります。嘔吐下痢など。そういう時って肝機能もあがっていたりしました。

    ロイケリンの調整というのはよくあることだし、無理に合わない量を投与してかえって治療が中断するよりはと個人的に思います。娘が治療中に輝く子ども達、はなさん関連のサイトにはリンクされていないALLの子の親御さんのブログでロイケリンの投与をかなり調整していたため、遺伝子の検査をしたと書かれていた方もいます。

    ロイケリンも調整していましたが、経口で飲む以前、維持療法よりだいぶ前のメソトレキセート(MTX)の大量投与の治療で様々な副作用が出て、遺伝子多型を調べられたこともあります。

    検査をしてもすぐに娘さん自身の治療に役に立つかどうかはわかりませんが、うちの娘が治療していた頃より3年以上たち、医療は進歩しているので、何らか方向性、ガイドラインがお医者さん達の中で共有されているかもしれません。

    少し検索してみましたので、別途はなさんに送信します。
    こちらは管理者のはなさん以外はURLを含めて投稿できませんので、はなさんを通してもう1件投稿しますね。

    #576
    あっき
    ゲスト

    あっきです。
    少し検索してみました。

    輝く子どもたち はなさんのサイトです。
    白血病の再発について

    引用します。
    ロイケリンやメソトレキセートの薬剤代謝の個人差 ロイケリンをなかなか分解できない場合、量を少なくしても骨髄抑制が強くかかる(よく吸収される)。肝臓で分解されないのでいつまでも体に残ってしまう。よく代謝する人と比べると、骨髄抑制が強い人ほど再発率が少ない。治療中は白血球が2千~3千に維持できるようにロイケリンを飲む。減らした場合に再発のリスクが増えないかと心配する人もいるが、白血球さえあれば大丈夫。

    J-GLOBAL(科学治術振興機構の文献情報検索サイト)

    検索キーワード「急性リンパ性白血病の維持療法」 文献 で 検索

    検索結果で以下のロイケリン関係の文献を見つけました。
    2011年度の小児がん学会で発表された内容ですので、医療従事者の方はたぶんご存知ではないかと思います。

    ・急性リンパ性白血病の維持療法におけるメルカプトプリン/メトトレキサート投与量に影響を及ぼす因子の検討
    ・急性リンパ性白血病の維持療法における6-メルカプトプリン関連副作用発現へのTPMT,ITPA,MTHFR遺伝子型の影響 

    ※6-メルカプトプリン ロイケリンのことです。
    上記のサイトから医療従事者や研究者以外は論文そのものを閲覧することは難しいですが、主治医の先生にお話を伺うとき、治療を進める際にこの論文の内容や研究が治療に今現在どのくらい参考にされているのか、聞いてみてもいいかなと思います。

    あっき
    ブログ書いています。 元気になあれ
    すべてを整理して投稿できてはいないのですが、維持療法中の外来は維持療法というカテゴリーにしています。よかったらご参考まで。

    #577
    ぴのこ
    ゲスト

    ぴのこです。
    皆様早速の回答ありがとうございました。
    維持療法は緩やかな治療だと聞いて安気に構えすぎてしまい、まさかロイケリン内服の度に入院になるなんて思ってなかったです。このクールはいつもヒヤヒヤドキドキしています。
    ただ減らすことによる弊害がないと知り安心しました。遺伝子についての検査も確認してみます。
    ありがとうございます!

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