中島未月さんとHABUさんがコラボした2冊目の詩集「あなたに、会えてよかった 」。

広い空の下で立ち止まり、今まで出会った人たちから学んだ生きることや幸せについて深く静かに考え、力強く一歩踏み出すための言葉が、肩の力を抜いてくれます。光をによって変化する空の写真は、巡り合いをイメージしました。

前回の「だから優しく、と空が言う」は、変わりゆく空を眺めながら、そよ風が吹く中をゆっくり歩きながら気持ちを整えるような言葉と、流れゆく雲ややわらかな風を感じる写真でした。

中島さんがご自身のサイトに、「前作との大きな違いは、いい意味でお互いの世界を尊重しつつも遠慮がなくなった、双方より深く踏み込めるようになった」と書いていらっしゃったように、言葉と写真が調和していて、写真に映し出された世界に気持ちがすっと入っていきました。

誰かを思い浮かべて「あなたに、会えてよかった」と思い、自分もそんなふうに思ってもらえるような存在になれるよう、普段気づかないような小さな幸せにも感謝して生きたいと思える本です。