岐阜大学病院小児科親の会「わたぼうしの会」を設立

岐阜大学病院小児科親の会「わたぼうしの会」を設立
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設立の趣旨

子どもにとって長期入院生活や入退院を繰り返すことは、投薬の副作用・処置の痛みといった身体的な苦痛だけでなく、社会からの隔離や不安などといった精神的な苦痛も大きいものです。また患児きょうだいに与える精神的な影響もあり、患児の付き添いや通院による家族への負担も大きくなります。

私たちは、闘病中の子どもたちとご家族に少しでも笑顔を届けることができたら・・・という思いで、2007年8月に「わたぼうしの会」を発足しました。岐阜大学医学部附属病院・小児科で長期入院を経験した子どもの親を中心としたメンバーで活動しています。

「わたぼうし」は野山に積もる雪です。大きな山も小さな草花までも、すべてのものを優しく包み込むように積もります。病気と闘う子どもたちを優しく包む、という意味で「わたぼうしの会」にしました。

活動内容

  • 短期入院・長期入院中の子どもたちを対象にイベントを年3回開催。
  • 小児病棟の壁面に季節ごとの飾りつけ。
  • スタッフステーションとプレイルームの工作キット管理。
  • 慢性疾患向けの情報・資料、入院生活に役立つ情報提供。
  • ホームページの運営、会報、活動報告書、ポスター等の作成。
  • 他の患者会(小児がんや慢性特定疾患)との情報交換。

あゆみ

2007年
6月:岐阜大学病院 小児科病棟で長期入院生活を送った子どもたちの母親が集まり、ボランティアグループを結成
8月:会の名称を「わたぼうしの会」として、小児病棟でボランティア活動を始める
10月:がんの子どもを守る会 親の会に登録
12月:第1回イベント(クリスマス会)を開催。マスコットキャラクター「わたみん」誕生
2008年
1月:ホームページ開設
病棟での活動は縁日だけになっていました。
新型コロナ感染拡大を防ぐため、当分は活動を自粛します。
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