目次
有核細胞数
骨髄中の有核細胞数を算定することで、骨髄中の造血能力を知ることが出来る。末梢血の混入により正確な数値が得がたい場合がある。基準値はおよそ5~20万。
巨核球数
血小板の産生能を反映する骨髄中の巨核球数を算定し、骨髄の血小板産生能を見る。
赤芽球系
分化過程
- 前赤芽球
- 好塩基性赤芽球(核は好塩基性)
- 多染性赤芽球(Hbが好酸性に染まる)
- 正染性赤芽球(Hbが増える)
- 網赤血球(核がなくなる、末梢へ)
- 赤血球
顆粒球系
分化過程
- 骨髄芽球
- 前骨髄球(最大、アズール顆粒の出現)
- 骨髄球(核が小さくなる、特殊顆粒が出現)
- 後骨髄球(核がくびれ始める)
- (末梢へ)
- 桿状核球(さらに核がくびれる)
- 分葉核球(核が分葉)
単球系
分化過程
- 骨髄芽球
- 前骨髄球(最大、アズール顆粒の出現)
- 骨髄球(核が小さくなる、特殊顆粒が出現)
- 後骨髄球(核がくびれ始める)
- 単芽球
- 前単球
- 単球
- マクロファージ
リンパ球系
その他
参考
- 国立医薬品食品衛生研究所 用語集
- 和歌山県立医科大学 中央検査部 基準値・測定方法一覧表
- 新潟県立がんセンター 新潟病院
- 低線量の放射線の安全評価データベース
- ウィキペディア フリー百科事典
- 三菱化学ビーシーエル 検査項目解説
- BC9 九州ブロック赤十字血液センター連盟