中心静脈カテーテルとは、鎖骨あたりの血管から心臓に近い太い血管(中心静脈)へ通す管(カテーテル)のこと。読み方は「ちゅうしんじょうみゃくかてーてる」、英語では「central vein」これを略して「CV」や「CVカテーテル」と言われています。
IVH」と呼ぶ病院もあるそうですが同じものを指しているようです。IHVとは「intravenous hyperalimentation」中心静脈栄養の略。
このカテーテルから薬剤の投与、採血などができます。

中心静脈カテーテル(CV)を使うことで抗がん剤を投与したり採血をしたりして身体に針を刺す痛い処置はずいぶん減ったものの、テープによる痒みや夏場で汗ばむのも重なって無意識に掻いて抜いてしまい、全身麻酔をして手術室で3度もCVを挿入し直しました。

男の子だから多少の傷痕くらいは・・・と思っても、何度も入れ直して縫い直していたらやっぱり気になります。私と同じような思いをしている方がいらっしゃると思いますので、CVを抜去して1年7か月後(5歳)、7年3か月後(10歳)、12年6か月後(15歳)に撮った傷痕の写真と、CV刺入から抜去までの6か月間の経過をご紹介します。

最初の写真は穿刺部分と縫合部分のアップなので、苦手な方はこちらをクリックしてください。その写真を飛ばして次の写真に移ります。

CV・中心静脈カテーテル刺入・固定部分の傷痕

CV刺入部分とテープ交換の様子

CV刺入部分の消毒・テープ交換

(2005-01-11撮影)画像をクリックすると画像が鮮明になります


上の写真は3度目に入れたCVの消毒・ガーゼ交換の様子。中心静脈カテーテルが抜けないように縫合してあり、その上からさらにテープをクロスさせて貼り固定し、最後にきれいなガーゼで覆います。

最初に入れたCVの傷痕と消毒とテープ交換後のCV

【右胸】1,2度目のカテーテル留置術を受けた傷痕。約1か月使っただけ。【左胸】CVは約5か月使用。(2005-1-7 撮影)

CV抜去後:1年7か月経過(5歳)

CV抜去後:1年7か月経過の傷痕(5歳)

腕を前に出したり組んだりすると、傷痕がぷっくり浮かび上がります。(2006-11-9撮影)


CV抜去後:1年7か月経過の傷痕(5歳)

(2006-11-9撮影)

CV抜去後:7年3か月経過(10歳)

CV抜去後:7年3か月経過の傷痕(10歳)

(2012-6-24撮影)


CV抜去後:7年3か月経過の傷痕(10歳)

左胸の傷痕は皮膚の色が違うだけで、皮膚の盛り上がりなどはなくなりました。(2012-6-24撮影)


CV抜去後:7年3か月経過の傷痕(10歳)

右胸の傷痕は薄くなってきました(2012-6-24撮影)

CV抜去後:12年6か月経過(15歳)

CV抜去後:12年半経過の傷痕(15歳)

左胸の傷痕は残ったものの、右胸の傷はほとんどわかりません。(2017-9-23撮影)

CV挿入から抜去までの6か月間の経過

2004年9月6日
中心静脈カテーテル留置術(全身麻酔)
2004年9月19日
夜中にCVを抜いてしまい、ベッドが血だらけになる
2004年9月21日
2度目の中心静脈カテーテル留置術(全身麻酔)
2004年10月19日
カテーテルを固定する糸が切れたためナート(縫合)。
逆血あり。液漏れするときとしないときがある。
カテーテルは外表では1~1.5cm抜け、レントゲンでも抜けているのを確認。
2004年10月20日
夜中に液漏れしたためCVを抜去。
2004年10月21日
3度目の中心静脈カテーテル留置術(全身麻酔)
2004年11月5日
カテーテルを固定する糸が切れたためナート
2005年1月24日
カテーテルを固定する糸が切れたためナート
2005年3月14日
CVから採血できず抜去。

プロトコールJACLS ALL-02 HR 再強化療法のロイケリン服用が2005年2月11日に終わり、あとは血液の立ち上がりを待つのみとなりました。その後、維持療法の最初の1クール(約1か月)を入院したまま受けたのですが、開始早々にCVカテーテルが詰まってしまい2005年3月14日に抜去することに。

おすすめ

CVカテーテルケース・カバーについて

CV・中心静脈カテーテルカバー・ケース
CV・中心静脈カテーテルカバー・ケース装着方法

ネットショップ「Mammies Hours SHOP」では、中心静脈カテーテルのルートを保護するカバーを販売しています。
カテーテルの挿入部分はテープで固定されていますが、ぶら下がっているチューブ(ルート)は引き抜きや感染防止のため肌にテープで固定する病院もあり、そのテープでかぶれたり皮膚が剥がれたりするため、テープの代わりにカバーを使います。

CVカテーテルカバー作り

安心・安全に使えるCVカテーテルカバーをメーカーで製造・販売してもらうために動き始めました。⇒カテゴリ:CVカテーテルカバー作りをご覧ください。



・・・続く

参考サイト