息子が重い病気だとわかったとき、神様はいないと思った。
その病気が白血病であると告げられたとき、神様は私に罰を与えたのだと思った。
どうしてこんなことをするのだと、神様を恨んだ。
けれど、治療が始まって息子がぐったりすると、神様に助けを求めて一心に祈った。
息子が元気になれば、神様に感謝した。
普段は神様に感謝することもなく、頼みごとがあるときだけ祈る。悪いことが起これば神様のせいにする。
こんな私を、神様はどう思うだろう。