外来治療にて
入院中は中心静脈カテーテルから抗がん剤の投与、輸血、採血のすべてを行っていました。外来治療ではそれがないため、毎回痛い思いをしなくてはなりません。
次男は、手の甲に刺した点滴のルートから採血をし、結果が出るまでの約1時間とその後の診察・抗がん剤投与(ロイナーゼがあるときは副作用が出ていないか様子を観るため30分待機)はルートをつけたままでした。
何度か同じ場所を使っていると、血管が硬くなり、針が血管に入りにくくかったり、針は刺さっても血液を引けなくなったりしました。反対の手でルートを確保するようにしても、同じことの繰り返しです。
外来治療になって8ヶ月過ぎた頃には、左右どちらの太い血管(手の甲の中心にある血管)からも採血できなくなったため、その横の細い血管(薬指と小指の間あたりにある血管)でルートを確保しました。
それからは、右と左を交互に使ったり、あたためたり、パシパシと叩いて血管を出してみたり・・・苦労しました。
あなたの血管はガマンしすぎていませんか?【2】|化学療法サポート
腕に末梢静脈留置針(りゅうちしん)と呼ばれるチューブを挿入し点滴する方法が一般的です.薬剤により痛みを伴ったり血管炎を起こすことがあります.血管刺激性の強い抗癌剤...
追記
次男は腕に針を刺されるのが嫌いで、手の甲よりも腕のほうがいたくないと聞いても「手のほうがいい」と言って、結局、小学校(何年生までだったか記憶にありませんが)まで手の甲で採血してもらっていました。
次男は腕に針を刺されるのが嫌いで、手の甲よりも腕のほうがいたくないと聞いても「手のほうがいい」と言って、結局、小学校(何年生までだったか記憶にありませんが)まで手の甲で採血してもらっていました。