他の子どもたちと同じように充実した学校生活を過ごすために

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  • このトピックには3件の返信、1人の参加者があり、最後にtakayoにより12年、 12ヶ月前に更新されました。
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  • #498
    Camomile
    ゲスト

    はじめまして、元院内学級教員のCamomileと申します。Mixiを見て、
    からこちらに来ました。がんと闘う子ども達が、入院中も退院後も、他の子ども達と同じように充実した学校生活を過ごすために、どうしたらいいか、大学院で研究しています。学校現場では、お子さん一人一人への配慮が足りなかったり、親御さんの思いを十分に聞くことができないでいるのが現状かもしれません。たくさんのこどもたちが、退院後に学校復帰で悩んでいる現実、今、特に関心を持って考えていることなので、みなさんの意見、心に刻みながら読ませていただきました。

    小学生、中学生、それぞれの成長段階なども考慮して、必要な支援をしていきたいという思いを教員は、もっていると思います。

    小学生の場合、たとえばtakayoさんのお子さんのことで考えてみました。子ども達にとって友達とのかかわりはとても大切だということは、どの教師も認識していると思いますが、病気のこども、特にがんなど一般にあまり理解されていない病気の場合、「この子は病気だから遊べなくても仕方が無い」「他の子どもと外で遊ばせて怪我でもしたら大変」と誤解したりして、担任が適切な配慮をしていない場合もあります。こどもたちも、「○○ちゃんは歩くのが遅いから、一緒に帰るといつのまにかずっと後ろを歩いている。もっと速く歩けばいいのに」など思っているかもしれません。

    担任の先生に、お子さんが友達と安心して遊べるように、協力してもらうことはできないでしょうか。たとえば、1)お子さんの言葉、親としての思いを担任の先生に伝え、状況を理解してもらう。2)クラスの子ども達に、お子さんのことをわかってもらうように、話してもらう。(「疲れやすいから、速く歩いたり走り回るのはできない」など、具体的な要点のみ)

    体力を配慮しながら遊びの運動量をコントロールすること(疲れすぎないようにすること)と、限界のあるなかで友達との関係を築くことができるようにすること。そのために、担任の先生に配慮してもらうということです。学級の子ども達が仲良くなれるようにすること、学校に来るのが楽しくなるように配慮することは、担任の重要な役割ですから、ぜひ相談してみてください。お子さんの状況や気持ちがわかれば、担任の先生なりにクラスの子ども達へのアプローチ(友達の輪に入れるようなきっかけつくり等)を考えることができると思います。

    必要なら、休み時間の外遊びについて、配慮してもらえないかどうか相談してみることもできると思います。たとえば、お子さん本人、お母さん、担任の先生で、外遊びの仕方について話し合い、「10分間、外で遊んだら後の10分は座って休む(あるいは教室に戻って休む)」など決める。クラスの友達にもそれを伝えて理解してもらう。低学年のこどもにとって自己管理はまだ難しいですし、たとえ疲れても自分から「疲れたから休む」など友達にも伝えにくいでしょうから、その部分を、先生に介入してもらうという方法です。

    文面から理解した範囲なのでもし私が十分理解していなかったり、Takayoさんのお気持ちに沿わない内容でしたら差し出がましいことを言ってすいません。ただ、教員というのは、病気のこどもをサポートしたいという思いはあって、子どもの病気の何を理解し、どのように配慮したらいいのかを意外と知らないのが現状です。折にふれて親御さんから担任の先生に状況を伝えて頂くことで、担任の先生なりに支援方法を考えられますし、「こういう支援を考えているけれどお母さんはどう思いますか?」など親御さんに意見を伺いやすくなると思います。

    毎月治療のための入院もしながらの通学は本当に大変なことだと思います。頑張っているお子さん、親御さんのために、学校も十分に支援・配慮をできますように・・・。

    長文で失礼いたしました。中学生高校生については、またあらためてこちら、あるいはMIXIに。

    #499
    takayo☆
    ゲスト

    Camomileさんへ

    ありがとうございます。

    担任および学校は、やはり何かあってはいけないという思いが強く
    ちょっとしたことで早退の連絡があったりします。

    それはそれで気にかけていただけてありがたいことだと感じていますが
    やはり、できれば少し休憩させて長く学校に滞在することを
    希望したいと思っているので、なかなか難しい現状もあります。

    保健室で休憩させたい=保健室には熱(感染症疑い)の子もいるわけで・・・
    保健室に長く滞在することができない現状です。

    入学前に、校長先生等と面談したときは、別室を用意します等の
    お話があったのですが、うちの子に一人先生がついているわけではなく
    一人でポツンと空き部屋にいるのはかわいそうで、具合が悪くなったら
    すぐ迎えに行くというパターンになってしまっています。

    学校には、毎日送迎しているため、ほぼ毎日、担任・校長・教頭と
    お話することがあるのですが、なかなかこちらの要望が伝わらない
    現状です。

    障がいの認定があれば、支援員を一人つけてくれるそうですが
    障がいがあるわけではなく・・・
    支援学級に入ることもできず・・・

    治療終了まであと半年あるので、再度、学校側と話し合ってみようと思います。

    #501
    camomile
    ゲスト

    takayo☆さん

    お返事のことが気になりながら、返信が遅くなってすいません。

    学校が親御さんのご要望を聞いているにもかかわらず、それにこたえられないでいることは、本当に残念です。ただ、お子さんをひとりで空き教室においておくことは確かに心配ですし、だからといって支援教員もつけられない等の学校の事情もわかります。「感染の心配がなく、教師の目の行き届く安全な場所で休憩する」ということで早退を減らすことができれば一番いいですし、そのための工夫を学校に要望し続けることは大切だと思います。でも、その他に何かできることはないかを考えてみました。

    何か問題があったとき、その対処方法はひとつではないと思います。「問題になるような状況を作らない=早退を減らす」という方法のほかに、「問題による弊害をなくす」という方法もあります。親御さんが希望したとおりの対処を学校がとれない場合、「この問題による子どもへの影響を減らすためにどうしたらいいか、一緒に考えてもらえますか」というアプローチをすることで、学校側も問題の本質(子どもへの影響、親の心配、子どもにこうなってほしいという親の願い)を理解して、長期あるいは短期の目標をもって対応しやすくなると思います。

    たとえば「具合が悪いとすぐ早退になる」という問題について次の3点を学校に伝えます

    早退が多い、ということが子どもの心身にどんな影響を与えているか
    親として何を心配しているのか
    親として子どもにどうなってほしいか

    そして、こうなってほしいという子供の姿に近づけるためにどうしたらいいか、を先生と一緒に考える。「早退する」という事実は変えられなくても、早退による弊害を減らす方法はあるかもしれません。

    たとえば、(これはあくまで一例として読んでください)

    「早退による子どもへの影響」として親の目から見えることとして

    1)友達がやっている活動を自分ができないのが本人にとっては悲しい
    2)勉強や学校での出来事から取り残されて、孤独感を感じている
    3)友達と過ごす時間が減って、なかなか友達と仲良くなれないことに不安を感じている

    などがあるとします。

    それに伴って「親としての心配」として、

    1)自分だけクラスの活動や授業をやっていないということが劣等感にならないか
    2)孤立して自信をなくすのではないか
    3)学校が楽しくなくなるのではないか

    「親として子どもにこうなってほしい」と思うことは

    ☆1)他の子ども達と同じ経験をすることで、取り残されていないという安心感と自信を持たせたい
    ☆2)本人に「クラスの一員」として受け入れられていることを感じてほしい。
    ☆3)学校にいるときに楽しく過ごせるような仲のいい友達ができてほしい。

    ☆1)を実現するために、たとえば、受けられない授業の課題の一部でもいいので、先生からもらってきて体調のいいときに家でやる。後日、子ども本人が先生にそれを見せて「みんなと同じことをちゃんとできてるよ。頑張ったね。」等のフォローをしてもらう。あくまで安心感のためなので、ストレスにならないよう、無理の無い程度の課題がよいかもしれません。お子さんは「友達と一緒に勉強したい」のであって「お母さんとの勉強」は必ずしも授業を受ける代替にはならないかもしれませんが、「友達がやったことを自分もやっている」ということは安心感や自信につながると思います。

    ☆2)と☆3)については、クラスを理解している担任の先生が、きっとよい方法を考えられると思います。学級のなかで友達と話したり遊んだりする機会をつくれるよう配慮してもらえないか相談してみてもいいと思います。

    文例はあくまで例なので、takayoさんの状況やお考えと違うことと思います。投稿された文面から理解したのみのことなので、もしお気持ちに沿わなかったり、差し出がましいようでしたら、ごめんなさい。

    病気の子どもが直面する問題には様々な要因がからみ、日々状況も変わるので、例で表したように単純にわりきれないことも多いと思います。ただ、学校に要望を伝えるときの例として、参考になればと思い、書きました。

    #502
    takayo
    ゲスト

    いろいろありがとうございます。

    来週、懇談があるので話し合ってみようと思っています。

    これからの時期、保健室は危険すぎるので・・・
    どうにか休憩する場所等ないか聞いてみます。

    先日も、ちょっと具合が悪く保健室で休んでいて
    迎えに行くと、熱の子が6人もいて!!
    びっくりです。
    感染しやすいので、これからインフルエンザ等流行ってくるし
    どうしようかと。

    休んでいる間の宿題は、すべてもらって病院や家でやっているので
    それを、みんなにたまには見せてもらって
    入院(欠席)しているけど、ちゃんと宿題はやっているんだよ~って
    のを見せてもらうのも手ですよね。

    なんでもいいな~では・・・
    娘もそれなりに頑張っているので、頑張ってるところ
    褒めてもらうのもいいかもしれません。

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