予防接種のワクチン再接種費用を助成する全国734自治体の一覧表

小児がん治療によって免疫が減衰してしまった場合は再接種が必要

小児がんの治療は抗がん剤を用いた化学療法が行われ、それだけでは治癒を望めない場合は造血幹細胞移植（骨髄移植・臍帯血移植など）などの治療を受けます。
病気の発症前に予防接種を受けていても、治療によって免疫が減衰してしまった場合は再接種しなければなりません。

子どもが小児がんと診断されると、付き添いやきょうだいの世話などで仕事を制限しなければならなかったり辞めなければならなかったり、病院が遠方の場合は交通費や宿泊費も発生します。
それらに加え、ワクチン再接種費用は高額になるため、患者家族の経済的負担はさらに大きくなります。

再接種費用を公費助成する自治体が増えつつあります

主に小児がん経験者の患者家族が再接種の公費助成を求める陳情をおこない、制度化する自治体が増えてきました。
令和2年度から助成開始となった自治体が多く、2024年10月17日時点で「734」になりました。

下記一覧表の情報は、主にぽこさんからいただいています。
今後も皆さまから情報をいただきながら、一覧表に順次追加していきます。

特別な理由により抗体を消失した場合に
予防接種の再接種費用の助成をする市町村一覧表

助成制度の名称、再接種の対象となる方、助成内容は自治体によって違います。
また、予防接種前に申請が必要ですので、必ず窓口で申請方法などをご確認ください。

※スマホで一覧表を閲覧される場合は、水平スクロールで隠れている部分もご覧になれます。

北海道・東北地方

関東地方

中部地方

近畿地方

中国地方

四国地方

※スマホで一覧表を閲覧される場合は、水平スクロールで隠れている部分もご覧になれます。

九州・沖縄地方

自治体へ陳情しよう

自治体へ声を届ける際に添付できる参考資料

自治体へ声を届ける際に添付できる参考資料を作成しましたので、下記ページにてご覧ください。

署名活動でみんなの声を届けよう

ワクチン再接種助成の制度化を求める署名活動も始まっています。署名したことをインターネット上で非公開とすることも可能ですので、ご協力をお願いします。

• 「全国で『特別な理由』で予防接種の再接種が必要な子どもに対する接種費用を助成する制度を求める意見書提出の陳情を！」
• 「地域関わらず特別な理由による予防接種再接種の助成を!!」

情報提供について

情報提供者：ぽこさん

独自に情報元に辿りつけなかった自治体については、主にぽこさんのブログを参考にさせていただき、その後も多くの情報をいただきました。ありがとうございます。

情報提供フォーム

上記以外に予防接種の再接種費用を助成する自治体の情報がございましたら、下記のフォームよりお知らせいただければ幸いです。
送信後すぐに一覧表に反映されません。
後日追記させていただきますので、しばらくお待ちください。