2004年9月4日、初めての腰椎穿刺。そして、その後、激しい腰痛に苦しみました。

初めての髄注処置後の腰痛

腰椎穿刺とは髄液検査のことで、中枢神経に白血病細胞が広がっていないか調べます。ベッドに横になりエビのように背中を丸くし、腰に近い背中(背骨の骨と骨の間にあるスポンジ状の部分)に針を刺して脳脊髄液を採取します。「ルンバール」とも呼ばれています。

髄液を採取すると頭の中の圧が低くなって頭痛が起きやすくなるため、処置後1時間はベッドで横になって安静にしていなければなりません。初めての腰椎穿刺を終えて処置室から病室へ移動しました。

その後、個室の一般病室からクリーンルーム(無菌室)へ移動することになったため、部屋移動の前にオムツ交換をしておこうと思い、横になっている次男の腰を少し上げたときでした。次男は目を覚まし叫び声を上げ、腰が痛いと言って泣き出したのです。オムツ交換ぐらいで腰の骨を傷めたのだろうか、髄注で神経に傷がついたのだろうか・・・不安は募る一方。

看護師さんに症状を伝えると主治医が様子を診に来て、腰痛の原因を説明してくださいました。

主治医

針を刺すときに力を入れていると筋肉痛になることがあるんです。

でも力を入れるな、というのが無理な話。何をされるのか知らない次男は、処置室で大勢の医師・看護師に押さえられ、ありったけの力で抵抗したに違いありません。あまりにも暴れるため、数回刺し直したとか・・・。麻酔なしで・・・。

寝ていても体を少し動かすだけでも痛むので、なにか良い方法はないかと考えたところ、次男が少し背中を丸めた状態で私に抱きつくような体制だと痛みが和らぐことがわかり、ベッドの柵に寄りかかって次男を抱いて過ごしていました。その日私は夫と付き添いを交代して、私は買い物や長男との時間を作るため外出する予定でした。夫が来たので状況を説明して、私は自宅に戻りました。

夜、付き添いを交代するために病院へ戻ると、夫はサークルベッドの上で次男の腰が痛くない姿勢を保ちながら、昼前から夜までずっと次男を抱っこしていたそうです。

お父さん

ベッドに寝かせると痛がるから、今日はずっとこうしていたよ。
かわいそうやな・・・

まだ痛みはあるものの安心した様子で眠っていたのは、夫のおかげです。

次男の腰痛は少しづつ引いていき、翌日には普通に動くことができました。昨日のあの痛みは何だったのか・・・と思うほど。

2回目以降の髄注

2回目の髄注。せめて痛みを少しでも軽くしてやりたいと思い、処置前に次男の腰をさすりながら祈りました。

「じっとして処置を受けることができますように。早く終わりますように。痛みがすぐに消えますように。痛くありませんように」

廊下で待っているときもひたすら祈り続けました。

マザー・テレサの言葉
祈りなさい。
祈ることで待つことを忘れられます。

泣き叫ぶ声を聞きながらただ待っているよりも、祈っていたほうが待つ時間が短く感じました。次男は処置後に痛みを訴えることはなく、祈りの効果があったのだろうか・・・効果があったのだと信じたい。祈りは、私が息子のためにしてやれる小さなことだから。

最初の1回目だけ痛みがありましたが、それ以降は痛くなることはありませんでした。人によっては何度目かのルンバールで痛くなることもあるようです。