PTA役員選出方法の見直し(3)役員経歴調査と選出手順

PTA役員選出方法の見直し(3)役員経歴調査と選出手順

会員の意識調査を踏まえ、役員選出の流れをつくりました。

目次

PTA学級役員選出の準備・手順

役員経歴調査

(1) 役員選出規定と役員経歴調査の文書を配布する

11月末から12月上旬に配布する。規定は最長子のみ、経歴調査は1~5年生児童全員分を印刷して配布する。

(2) 特別支援学級保護者へ文書を配布する(1)の文書と同じ日に、特別支援学級からは役員を選出しない旨の文書を配布する。

特別支援学級の役員選出について

【免除について】
特別支援学級は人数が少ないので、学級役員を選出しません。懇談会の出欠票(委任状)も不要です。ただし、兄弟が通常学級に在籍している場合はその学年の役員候補者となります。

【立候補について】
通常学級にいる兄弟の学年、または交流学級(通常学級)で立候補することができます。ただし、学年学級委員は学級懇談会の司会、広報委員と子育て委員は司会の補助をしますので、特別支援学級の懇談会に出席することができなくなります。

【交流学級での対応】
特別支援学級在籍児童は交流学級の名簿にも記載されていますが、学籍は特別支援の「○○学級」になっています。このため交流学級では役員候補者にならず、免除されるかどうか問われることもありません。

特別支援学級とは、特別な支援を要する児童のために設けられた学級のこと。通常学級とは、特別支援学級以外の通常の学級(1~6年全クラス)のこと。交流学級とは、体育など普通学級の子どもたちと活動する特定のクラス(○年○組)のこと。

(3) 役員経歴調査票を回収する

1児童につき1枚記入してもらい、各学級担任へ提出してもらう。とりまとめは、学年学級委員会顧問の先生にお願いする。締切日は、12月に開かれる委員会の1週間前ぐらいにする。

(4) 学年学級委員会で候補者と免除対象者を振り分ける

顧問の先生から、クラス名簿と役員経歴調査票をもらう。特別支援学級児童の氏名と交流学級を教えてもらう。本部で役員免除となる方の児童のクラスと氏名を教えてもらう。

出欠票(委任状)・免除者の確認と打ち合わせ

(5) 学級懇談会の案内と選出規定の文書を配布する

3学期始業式の翌日に配布する。全児童の人数分を印刷して、3 学期始業式または翌日に各クラスのポストに入れる。

(6) 現委員長・副委員長に新専門委員会での司会進行を依頼する

3学期始業式の翌日に配布する。現在の子育て・広報・研修・校外生活委員会の委員長と副委員長あてに文書を配布。それぞれの委員会で、来年度の委員長と副委員長を決めてもらう。

(7) 学年学級委員会で最終打ち合わせ

選出規定の確認、各学年で選出方法などを話し合う。1月中頃までに、懇談会&役員選出 当日の流れの文書を子育て・広報委員にも配布する。

(8) 出欠票(委任状)の回収

1児童につき1枚記入してもらい、各学級担任へ提出してもらう。とりまとめは、学年学級委員顧問の先生にお願いする。締め切りは1月20日。

(9) 懇談会欠席者へ再確認

出欠票に不備はないか確認する。役員未経験者の出欠票に不備がないか、しっかりと確認する。学級役員を選出上記(7)で配布した文書を参照。学年学級委員会が司会進行を務める。子育て・広報委員は補助する。新専門委員会の案内文書を渡す。出欠票を回収する。

新専門委員会

  • 現在の各専門委員長と副委員長が司会進行を務める。
  • 選出方法は各委員長に一任する。

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