CVカテーテルカバー使用中のトラブル

CVカテーテル使用時にトラブルはあった?

中心静脈カテーテル・CVカテーテル使用中にトラブルは発生しましたか
全回答者(233)のうち、トラブルがあった(179)、なかった(54)。トラブル発生は77%もあり、そのうち65%は乳幼児でした。

CVカテーテル使用時に起きたトラブルの種類

対象者は、トラブルがあったと回答した179名。
中心静脈カテーテル・CVカテーテル使用中のトラブルの種類は皮膚の炎症が多い

乳幼児期に気をつけたい3つのトラブル

トラブルは年齢によって違うのでしょうか。CVカテーテル使用中にトラブルがあったと回答した(179)を、乳幼児(116)と小中高校生(63)に分類して比較してみました。大きな差が見られたのは「事故抜去」「自己抜去」「ルートやプラグの破損」でした。乳幼児期はこの3点に要注意です。

中心静脈カテーテル・CVカテーテル使用中のトラブル発生率(年齢別)

テープ固定は皮膚トラブルに要注意

対象者は、テープのみを使用した方(70)、カバー・巾着袋のみ使用した方(85)。複数回答可。
固定方法によるトラブル発生に違いはあるのでしょうか。テープのみ使用した方とカバー・巾着袋の両方または一方のみ使用した方を抽出し、違いを比べてみました。

中心静脈カテーテル・CVカテーテル固定方法別トラブル発生率

皮膚の炎症や痒みなどの皮膚のトラブルや挿入部分の異常は、テープ固定時はカバー・巾着袋使用時の2倍ありました。テープ使用時に皮膚保護剤や剥離剤を使ったり、テープの代わりにカバーを使ったりするなどの対策が必要です。

「テープ」と「カバー・巾着袋」 どちらがトラブル減少に効果大?

CVC使用中にトラブルがあったと回答した(179)を、テープのみ使用した(70)、カバー・巾着袋のみ使用した(85)に分類。併用した人を除外して、トラブル別に効果を感じた方がどれくらいいたのか調べた。

中心静脈カテーテル CVCルートを固定する方法によって減少したトラブル CV IVH 事故抜去 ルートやプラグの破損が減少。保護力アップ。

「テープ」と「カバー・巾着袋」 どちらがトラブル減少に効果があったのか比較してみました。大きく差が開いたのは「破損」と「事故抜去」。ルートやプラグの保護をすることで得られる安心感もあるのでしょう。何かに引っかかってCVカテーテルが抜けそうになる事故抜去防止もテープのみ使用した方より多くいらっしゃいました。

テープとカバー・巾着袋を比較するとカバー・巾着袋のほうがトラブル減少に効果があったように見えましたが、回答を個別に見てみると「効果」を「トラブル」と勘違いして回答しているように見えた方が多くあり、上記の結果は参考程度に掲載しました。アンケートフォームを作る際に私が手抜きをしてしまったばかりに、質問と選択肢が合わない設問になってしまいました。すみませんでした。

次回は・・・

CVカテーテルカバーに求める条件について、形状や素材、使用環境など様々なご意見をお寄せいただきました。そのまとめです。


※このページは、「CVカテーテルのトラブルと保護カバーについて」アンケート調査の集計結果[5]です。集計データ、考察の一覧は下記ページをご覧ください。