2017年6月に、かなママさんはブログで「造血幹細胞移植などの治療によって免疫が消失した場合のワクチン再接種費用の公費助成を求める声をあげよう」と仲間に呼びかけました。そして、かなママさんの呼びかけに、たくさんの仲間が賛同し動き始め、全国に拡がっていったのです。
今回はかなママさんにスポットを当てました。ご本人の許可を得て、かなママさんの働きかけをまとめさせていただきました。
自治体へ、そして全国へ
メールで伝えて、すんなり制度化
かなママさんは、お住まいの自治体のホームページからワクチン再接種費用助成の要望をメールしたところ、後日、制度が整ったと連絡がありました。「検討します」というお返事だけで終わってしまう自治体もある中で、こんなにすんなり採択されるなんて驚きです。
お久しぶりです。お久しぶりすぎてすみません。かなでは変わらず元気にしています。あ、私も。家族揃ってみんな元気です!振り返…
全国市長会へメール
かなママさんは他の自治体でも同じように助成制度を創設してもらいたいと思い、全国市長会にメールをします。メールの全文が掲載されていますので、下記のブログをご覧ください。
厚生労働省へメール
全国市長会からは何の反応もない中、今度は厚生労働省へメールを送信。全国市長会に送った内容に加え、予防接種の必要性も含めました。
助成制度がある自治体はどこ?
陳情する際に、他県では助成を開始していることを引き合いに出すといいのではないかと考えたかなママさんは、ワクチン再接種費用助成制度がある自治体の情報収集を開始。かなママさんのブログ記事だけでなく、コメント欄にもたくさんの声が届いていますので、ぜひご覧ください。
http://www.city.niigata.lg.jp/smph/iryo/kenko/yobou_kansen/2…
※過去のブログですが、追記したので日付を改めて更新します。2018.3東京都内について訂正いたしました。コメント、メッ…
現在は、ぽこちゃんさんのブログと当サイトで、再接種費用助成制度がある自治体をまとめています。当サイトでは一覧表で簡単に掲載していますが、ぽこちゃんさんは行政の動きなども含めて詳しくまとめていらっしゃいます。
ここ半年ほどの間に、定期予防接種で得た免疫を骨髄移植等の治療行為によって失った子ども(一部は大人も含む)の再接種の費用…
以下では、2020年以降に骨髄移植等により免疫を消失した方の再接種費用の助成を開始するか、又は予定している自治体にリン…
骨髄移植など特別な理由により抗体を消失した場合に、予防接種の再接種費用の助成をする市町村一覧表を作りました。2023年2…
経験談を繋げる
小児がんの子どもたちのご両親の強い想いが、助成制度創設に繋がっています。皆さんの奮闘をこのサイトで連載し、これから行動しようとする方に繋げていきます。
骨髄移植や臍帯血移植などの造血幹細胞移植やその他の治療により、予防接種の抗体が消失した場合のワクチン再接種費用を自治体で…