特別児童扶養手当とは、20歳未満で精神又は身体に障害を有する児童を家庭で監護、養育している父母等に支給される手当です。児童手当と合わせて受給可能です。
小児がんは「障がい」ではないから、または身体障害者手帳がないから特別児童扶養手当の申請できないと思っている方がたくさんいらっしゃいますが、小児がんでも申請はできます。ただ、審査が通るかどうかは自治体によって様々なようです。
さて、この特別児童扶養手当はいつまで支給されるのでしょうか。白血病の治療が終わっても支給されるのでしょうか?
目次
特別児童扶養手当はいつまで受給できる?
急性リンパ性白血病(ハイリスク)と診断され化学量を受けた次男は、特別児童扶養手当(2級)受給開始から約5年間(治療終了から3年間)受給できました。年1度の更新手続きがありましたが、ずっと2級のままでした。
特別児童扶養手当は白血病の治療が終わっても継続できる?
自治体によって審査基準が違うようなので、退院したり治療が終わったりすると継続できなくなることもあるようです。
特別児童扶養手当の申請・認定・受給
- 診断日
- 2004年9月3日
- 診断書日付
- 2004年9月8日
- 申請した都道府県
- 岐阜県
- 認定
- 特別児童扶養手当 2級
- 受給期間
- 2004年10月~2009年11月
- 治療期間
- 2004年9月~2006年10月
次男の病気に関する情報
- 病名
- B前駆細胞型 急性リンパ性白血病
- 診断時の年齢
- 2歳11か月
- 治療
- 化学療法を2年1か月(入院7か月、外来治療1年半)
- リスク群
- HR群(ハイリスク、高危険群)
- 中枢神経への病気の拡がり
- なし
- 染色体異常
- なし
治療終了後は定期健診で血液検査はありましたが、マルクやルンバール(髄注)は受けていません。治療が終わって12年経過しましたが、後遺症もなく(発達障害は先天性)元気です。
障害児福祉手当も受給できた
「特別児童扶養手当」の他に、「障害児福祉手当」も同時に申請して3年ほど受給していました。
途中で手当の名称の「障害児」という言葉に引っかかり自分から取り下げたので、3年だけ。市役所の方からは、「取り下げる人なんて初めてだ・・・更新しても通らなかったらそれで終わりでいいのに・・・」と言われましたが、当時の私には受け入れられなかったのかな。
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